ブログを再開します2009年09月15日

かなかなや野生の眼みな濡れて

かなかなや野生の眼みな濡れて

みなさん、お騒がせしてしまって申し訳ありませんでした。励ましのコメントやメール、ありがとうございます。

退院の予定が一日ずれてしまって、9月3日に退院したのですが、目の状態が非常に不安定で、パソコンを見たり、入力したりすることが思うようにできず、ずるずると休んでしまいました。

昨日、精密検査をして、ほぼ回復しているということで、あとは目薬と飲み薬で様子を見ることになりました。癌との関連はなさそうで、ホッとしているところです。

入院中も俳句はちょこちょこメモっていたのですが、写真がないので俳句写真になりません。しばらくは古い写真などを使いながら、ゆっくりと更新していきたいと考えています。

この句は、入院する前、動物園シリーズとして作ったものです。目の病気の予感があったのか、目に関する俳句と写真になっています。偶然の一致でしょうか。

虫/眼を病む2009年09月16日

病みし眼の眼の玉重し虫繁し

 病みし眼の眼の玉重し虫繁し

これは、入院する前、目が腫れあがったけれどもまだそれほど痛みを感じていない時に作った句です。いま、病気中に作った句を見ると、暗く重い句が多いのですが、これはまだ言葉遊びを楽しむだけの余裕があったようです。どこか滑稽な感じがします。

●俳句の詳細はこちら→http://haiku.myshonai.com/?eid=1380696

秋の蝉/転がる目玉2009年09月17日

寝返れば目玉転がり遠い蝉

 寝返れば目玉転がり遠い蝉

入院前夜、目の痛みに七転八倒していた時の句。寝返るたびに目玉が目の中でごろごろ転がるような感じがして、それが、目の奥にある腫物のようなものに触れると猛烈に痛いのです。幻聴か耳鳴りか、それとも実際に鳴いていたのか、真夜中だというのに、どこか遠くで蝉がしきりに鳴いていました。

この写真はちょっと不気味で、あまり見たくありませんね。

●俳句の詳細はこちら→http://haiku.myshonai.com/?eid=1381300

蜩/かなかなと帰る人2009年09月18日

かなかなと愛宕トンネル帰りけり

 かなかなと愛宕トンネル帰りけり

これは、何も知らない人が見れば、何か仕事に疲れて家路をたどる句のようにもみえ、また、私が入院したことを知っている人が見れば、退院の時の句のようにも見えます。しかし実際は、見舞いにきた妻が帰っていく時を詠んだ句です。台風が来る前の日、愛宕山では蜩が激しく鳴いていました。

●俳句の詳細はこちら→http://haiku.myshonai.com/?eid=1382136

秋の海/沖を走る雨2009年09月29日

静けくも雨走り行く秋の海

 静けくも雨走り行く秋の海

10日間ほど、俳句も忘れて、海を見たり、展覧会に行ったり、本を読んだりしながらぼんやりと過ごしていました。久しぶりに俳句を作ってみようという気になったのですが、おもしろくもない俳句ばかりたくさんできてしまいました。でも、なんだか、こういう句を作っていると気持が落ち着きます。

●俳句の詳細はこちら→http://haiku.myshonai.com/?eid=1389923

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