やまめの匂い2010年05月24日

手の石よやまめの川の匂いもて

 手の石よやまめの川の匂いもて

もう一枚。渓流釣りなど夢の夢になってしまいました。

蜩/かなかなと帰る人2009年09月18日

かなかなと愛宕トンネル帰りけり

 かなかなと愛宕トンネル帰りけり

これは、何も知らない人が見れば、何か仕事に疲れて家路をたどる句のようにもみえ、また、私が入院したことを知っている人が見れば、退院の時の句のようにも見えます。しかし実際は、見舞いにきた妻が帰っていく時を詠んだ句です。台風が来る前の日、愛宕山では蜩が激しく鳴いていました。

●俳句の詳細はこちら→http://haiku.myshonai.com/?eid=1382136

虫/眼を病む2009年09月16日

病みし眼の眼の玉重し虫繁し

 病みし眼の眼の玉重し虫繁し

これは、入院する前、目が腫れあがったけれどもまだそれほど痛みを感じていない時に作った句です。いま、病気中に作った句を見ると、暗く重い句が多いのですが、これはまだ言葉遊びを楽しむだけの余裕があったようです。どこか滑稽な感じがします。

●俳句の詳細はこちら→http://haiku.myshonai.com/?eid=1380696

秋燕/目にもさやかに秋は来ぬ2009年08月21日

羊群の渡りて行くも秋燕

 羊群の渡りて行くも秋燕

唐突ですが、暑い暑いと言ってる間に、目にもさやかに秋が見えてきました。これは先週の日曜日、真昼間に撮影した千葉の空。羊雲が空を覆い、ツバメが高く飛んでいました。秋ですねえ~。

●俳句の詳細はこちら→http://haiku.myshonai.com/?eid=1361906

秋の日/牛の角2009年08月20日

秋の日の溜息深し牛の角

 秋の日の溜息深し牛の角

昔の人はヴィオロンに秋を感じたようですが、私はなぜか牛の角に深いため息です。牛の角も、こうしてアップで写真にしてみるとなかなかのもの。この牛は、普通の黒い和牛ですが、それなりに素晴らしい造形です。気に入りました。

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